パンツ屋社長の経営日記~そこにビジョンはあるのかい?~

その時々の想いや出来事を綴りたいと思います。

リピーター様

昨日、2度目の購入となるリピーターのお客様から1度の購入で最高記録となる20枚を購入された。

 

2週間程前に新規で購入され、リピートで数枚買われるという事はあるがこの枚数は初体験。

 

何せ男性下着としては単価がすこぶる高いので、2枚購入でも万を超えてくる。

 

他がやらないこだわりを追求、さらにロットがミニマムなので原価も跳ね上がる。一般的に百貨店に並んでいるブランド達の倍の原価率。

 

個人なヒヤリングではインナーの卸販売ブランドは大体平均で20%未満が一般的な原価率。

 

ユニクロのような自社販売をメインに収益を上げるブランドは原価率も高い。

 

自社販売で収益を担保できているブランドは原価率にも帰属する。

 

もちろん原価率が高い=お得で良い商品という事では決して無い。

 

いかに原価を下げるか、という企業努力や戦略を抜きに単純には語れない。

 

販売能力が無ければ集客力のあるプラットホームでの販売、そには必ず販売手数料が存在するのでそこも踏まえた売値設計がされる事となる。

 

目指す販売価格に対して利益を担保する為の原価設計。

 

例えばマーケットでの売れ筋に合わせた販売価格が1000円迄がアッパーの場合、原価率20%で生産したければ原価200円で生産しなければならない。

 

売れ筋商品を原価を下げて品質を保ちながら生産開発するという工程が、各社の企業努力の中なされる。

 

こうなると出来上がる商品のほとんどが、妥協の産物でもあるというのもまた事実。

 

この手の話はよく現場間で聞いてきた。

 

実際の所、マスマーケットでは一番重要なのは価格であり、在庫を抱える以上リスクの高い商品の生産開発など着手しない。

 

皆、似たものを追いかける。

 

良い商品と売れる商品は別という話。

 

確かにそりゃそうだ。

 

安価生産の競争構造は必ずどこかにしわ寄せが発生する。

 

安価競争などクソくらえなので、そこのマーケットには興味も無いですが。

 

それは大手がやれば良いこと。

 

話が逸れましたが、リーピートの話へ戻ります。

 

やはり新規購入の場合、EC等では直接触れて確認出来ない分、見知らぬ商品や情報の無い商品に関しては購入障壁は高いのが事実。

 

何かを買うという行為には、そこには必ず購入動機が必要となる。

 

よっぽどの話題商品にならない限り、新規顧客獲得の為の購入動機の紐付けにはそれなりのコストが掛かる。

 

リピートでの購入は本当に嬉しい。

 

お客様が消費したコストに対して、獲得出来た『感情の満たし』がその消費コストを超えたという事。

 

いわゆる顧客満足度

 

仮に消費コストが100の場合、獲得出来た感情の満たしが80であればリピートには繋がらない。※生活していく上で無くてはならないサービスやモノに関しては別のはなしです

 

消費コストを超える感情の満たしこそが付加価値の本質であり、何かのサービスを提供する上では一番重要な事。

 

消費コストの対価が感情を満たす体験であるかどうか。

 

コストには様々なコストがある。

 

時間的コスト

労力的コスト

資本的コスト

 

消費したコストに対して、満足して頂けたという結果が明確に分かるのがリピーター様。

 

市場によって変わり得るのでリピート要因は一概には語れないけれど、物販に置いては単純にも明確。

 

リピートとは、

 

感情の満たし − 消費コスト

 

で決まる。

 

本当に有難くもあり、嬉しい限りだ。

 

そして今回も新規コンタクトで満足して頂けたので、大量購入という形となったのだろう。

 

本当に嬉しい瞬間だ。

 

顔には出さないが心の中では『またのご来店を!!』である。

 

店は無いけど。

 

一人一人のお客様を大切にし、ブランドの価値を追求する。

 

何も無い土壌で小さな種から育み、一歩ずつ、少しずつ花を咲かせていく道のりに近道なんて無いんだよ。

 

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たかいたかーい。

 

 

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